ふゆの日本旅行記
 

12月31日(月) 大晦日

浅草
もんじゃ焼き japan2007 216.jpg & 217.jpg
名古屋コーチンの鶏なべ
生牡蠣

*名古屋コーチンのお話

東京のおじいちゃんは、昔、とある体育大学の剣道部顧問をしていたことがあるので、当時の教え子が今は全国各地にいるそうです。その方たちが今でも年末になると、地元の名産品を送ってくださるのだそうで、東京にいながらにして日本各地の食べ物が集まってきます。

特にりんごのような季節物は一時に3箱くらいくるらしいけど、悲しいかなここは老夫婦二人暮らし。いつもはひたすら近所の方々にもらっていただいたりしているそうです。
そういうわけで、「毎日りんごを食べて」攻勢にうれしい悲鳴をあげたのでした。

他に年末に必ずいただくものには、名古屋コーチンと生牡蠣だそうで、大晦日のメニューはこの二品を使った料理となりました。
生牡蠣は台所でおじいちゃんがあけてくれる牡蠣にそのまま食らいつく。冷酒がよくあうこと。

驚いたのは名古屋コーチンの食感。え、鶏肉ってこんなに歯ごたえがあったっけ?と思うほどのむっちりとした歯ごたえ。そして味の濃さ。大して味がわかるわけでもない私だけれど、いつも食べている鶏肉との違いは歴然で、うーん、とうなるしかないのでした。

ネギと大根は、隣の畑からさっき抜いてきたもの。
(税金対策で野菜を作り続けている一帯の大地主さんの畑から、畝単位で野菜を買い上げているので、必要なときに抜きにいくのだそうな)ご飯は新潟の農家の方が、自分たちのために作っているコシヒカリ。
そしてそれを炊く水は庭の井戸水。と、ここはどこに出かけるよりも、素朴でおいしいものが食べられるレストランなのでした。

もんじゃ焼き
もんじゃ焼き
もんじゃ焼き
もんじゃ焼き
亀有にある「両津勘吉」の像
亀有にある「両津勘吉」の像
ラーメン博物館の中にある駄菓子や
ラーメン博物館の中にある駄菓子や

浅草
浅草
仲見世
仲見世で売っていたネコだらけの熊手

東京で子供を受け取ったお父さんは大活躍で、毎日子供達をどこかへ連れて行ってたらしい。彼らが着いた日は、秋葉原へ。

路上でちらしを受け取って、ふと配っている人を見たらメイドさんの格好をしていたのでびっくりしたらしい。いまだに1時間待ちという「メイド喫茶」への入店はあきらめ、(親子で行くなよなー!) 街をぶらついたそうな。他にも子供の希望で亀有。(彼らは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」というマンガのファンで、亀有駅前にある、主人公の銅像が見たかったそうな。ホントに銅像しかなかった、というのはお父さんの声。)

横浜のラーメン博物館。(ミニラーメンを3種類食べたそうな。館内が昭和30年代の町並みにしてあって、駄菓子やもあり、一番喜んだのはお父さんだというウワサが。。。子供はお土産に「ココアシガレット」を買ってました。) 長男の眼鏡も見立ててくれていて、大活躍でした。

*この日は家族そろって浅草へ

仲見世をゆっくりと見て回って、お土産品の調達。お店の人も「外人慣れ」していらっしゃるので、わが息子たちのような「外見日本人の変なガイジン」にもちゃんと対応してくださって大助かり。

浅草寺にお参りをしたあと、商店街にはいって初めての「もんじゃ焼き」に挑戦してんわ。 お店の方も観光客に慣れてるせいか、はじめに「作り方わかりますか?」と聞いてくらはって、「いいえ」と答えると最初の一食分を教えながら作ってくれました。

ここで大阪人のせっかちな性分が出るかもしれへんけど、もんじゃ焼きってえらい時間がかかるよね。鉄板一面に広げて焼くものなんで、4人がそれぞれ違うメニューを注文しても一度に焼けるのは一人分。これは大阪人にはそぐわへんやろな、と思ったのでした。

お好み焼きなら4人分を一度に焼くことができるし、最近はカウンターで焼いてきて、食べるときだけ目の前の鉄板に置き換えるお店もあるし。どっちにせよ4人は、自分の注文品を、同時に食べ始めることができるってこと。ところがもんじゃは今焼いたものを食べてしまわない限り次にかかれへんわけで。結局みんなで分けながら、次々と4種類を楽しんだわけやけど、家族や恋人同士ならええけど、普通の友達でこれができるかどうか? それとも、よっぽど親しい仲でないともんじゃを食べたらあかん、という暗黙のルールでもあるのか?

ま、そんなことは別にして、私はやっぱしこの粉系食べ物が好きやわと実感。大阪のお好み焼きにはかなりのこだわりを持っているけど、だからといって広島のもんじゃ焼きを非難するつもりなんて毛頭ないよ。それぞれおいしい。もんじゃはビールを飲みながら、おつまみ感覚で食べるには最高やね。一口がちょうどよい大きさやし、香ばしさもビールに合うし。でも家で作りたいとは思わへんなぁ、テフロン加工の鉄板が痛みそうで。。。